革の魅力
「皮」と「革」はどちらも「かわ」と読みますが、その違いをご存知でしょうか。実は「皮」とは動物の生の皮膚の事を指し、「革」は皮をなめして素材化したものを意味します。
レプティ松浦では牛革や豚革、羊革はもちろんのこと、クロコダイル、アリゲーターといったワニ革、更にはサメ革やトカゲ革,
ホースヘアーも取り扱っております。
革は色合いの微妙な違いがあり、それは身体の部位の違いによる差といえます。1頭の牛から採った1枚の革の中でも、キメの細かさは部位によって変わってきます。
使い込むほどに味が出る革製品は、ひとつひとつが違います,それことが人が革製品を好む理由かもしれません。革の味かも..
牛革
- 最も一般的な革であり、様々な製品に使用されています。一般的に成牛の背中から脇までの皮を使用し、加工も様々な方法が用いられています。
オーストリッチ(ダチョウ革)
- オーストリッチとはダチョウの革を指します。オーストリッチの革は、羽を抜いた痕が丸く突起していてこれが美しい模様として珍重されています。革質は重量感があり、極めて丈夫で柔軟性があり使い込むほどに艶が増し、味わいが深まります,ワニ皮と並ぶ高級素材とされています。
トカゲ革
- 爬虫類皮革の中でもポピュラーなトカゲ革は皮質は丈夫で、細かい独特な鱗模様で多くの人に親しまれています。東南アジアの湿地帯生息しているリングマークリザードは鱗にリング(輪)の模様があり、価格は最高級のものです。
ワニ革
- 爬虫類皮革の代表ともいえるのがワニ革です。当工房ではクロコダイルを中心に扱っております。クロコダイルはホーンバック(背の凹凸)の突起や肚の部分に亘り引き締まった鱗片をしており、ワニ皮の最高級品として世界中で愛好されています 。
サメ革
- サメ革は水に強く、強度の高い特性を持っています。使うほどに柔らかくなり、艶がまします。多種多様な自然の銀面を持つサメ革は部位などによって質感が異なり、持つほどにその人になじむ革といえます。